最近話題になっているSNS「Mastdon」「マストドン」の登録方法と基本的な使い方、現在、日本人向けにユーザーが最適化されているインスタンスの紹介、アプリを紹介しています。
まずTwitterとの違いは?
Mastodonの開発元はドイツ在住のオイゲン・ロッコ氏です。
Twitterとの一番大きな違いですが、インスタンスと呼ばれるサーバー(サイト)が分かれています。Twitterでは通常アカウントはひとつでユーザーは共通のサーバーにログインしますが、mastodon(マストドン)はインスタンスごとにアカウントの登録が必要です。
以下この記事でもインスタンスという名称で説明していきます。

Mastodon(マストドン)の登録の仕方
現在日本人ユーザー向けに展開されているインスタンスを使って登録の仕方などを紹介していきます。「mstdn.jp」は日本人が運営しているインスタンスです。2017年4月17日現在、登録ユーザー数で世界一です。
mstdn.jp にアクセスしてみる
上記URL「mstdn.jp」 にアクセスすると、ログインホーム等があるaboutページにリダイレクトされます。フォームを入力して登録を押すとアドレスに承認メールが届きますから、そちらをクリックします。これで登録は完了。


※ 一部,別インスタンスのキャプチャになっていますがUIは共通です
Mastodon(マストドン)の用語
mastodonは基本的にはTwitterと同じ短文投稿型のSNSですが、ところどころ用語がオリジナルなので説明していきます。
TOOT(トゥート)
ツイートのことです。吠える。カッコいい。
BOOST(ブースト)
リツイートのこと。
Favourite
いいねのことです。
Mastodon(マストドン)の使い方
こちらがホーム画面です。Twitterのクライアントと似たような感じ。

ローカルタイムラインと書かれているのがこのインスタンス「mstdn.jp」にいるユーザーのTOOT(トゥート)です。このインスタンスに登録しているユーザーのTOOTがすべて流れてきています。

「流れが早い」
「こちらスネーク」とTOOTしてみましたが、水洗便所のごとく画面の下へ流れていきました。さよならスネーク。また会おう。

まだ手探り感満載のタイムライン
とりあえずTOOTしてみましたが、今はまだローカルタイムラインの皆さんの「手探り感」がとても面白い。プロフィールだなんだの設定はSNSを使っていればなんとなく感覚でわかるUIになっていますので特に説明はいらないでしょう。ちょいちょいツイッターの悪口とか流れてきたりして今の「mastodon.cloud」はわりとカオスです。
もちろんフォローできる
Twitterにある機能はほぼ完備されているので、フォローすればそのインスタンスの中にいるユーザーからさらに自分好みのタイムラインをつくることもできます。これがフォローマーク。

投稿文字数が500文字
Twitterが140文字なのに対して、Mastodon(マストドン)は500文字まで投稿が可能なので、より長文を投稿することができます。140文字じゃつぶやけなかった般若心経も呟けちゃいます。

ネタバレ禁止機能
これは今のTwitterにはないですが、写真やTOOTを一部だけ見えなくする機能があります。「CW(Content warning)」です。ブログなどにある続きを見るとかネタバレを読む的な使い方ができるわけです。ネタバレや成人コンテンツを隠すための機能だそうです。こんな感じ。

上のTOOTはネタバレの部分とそうでない部分を書く欄が逆だったようで「いやん」が丸見えで「以下ネタバレ禁止」が隠れてしまいました。
mastodon(マストドン)のおすすめ専用アプリ
すでにいくつかiOS向け・Android向けのアプリがリリースされているので紹介します。
Mastodon-iOS

iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/mastodon-ios/id1229531204?mt=8
Android:
Pawoo

iOS:開発中近日公開予定
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.pxv.pawoo&hl=ja
今後の面白そうな使い方
自分の趣味などに紐付いたインスタンスがあれば、いちいちフォローしなくてもインスタンスに登録した時点でTLが形成されているので、その点がすごく楽です。
ただ有益な情報をTOOTしてくれるユーザーとそうでないユーザーの仕分けを都度行うためには、結局フォロー機能で精査していく必要があると思いますが、はじめからクラスタが視覚化されているというのは、すごく自分好み。