検索順位チェックツールといえば「GRC」をお使いの方が多いかと思います。しかしGRCは残念ながらMacのOSには非対応…。

Macで簡易的に検索順位をチェックできるツールと言えば出てくるのが「RankGuru SEO」です。

あくまで簡易的なアプリなのでキーワード順位のグラフ分析などGRCで出来ることがこのRankGuru SEOでは出来ませんが、自分のブログやちょっとした検索順位の推移が知りたい場合、MacだったらこのRankGuru SEOで十分事足りるかもしれません。

今回は、RankGuru SEOで得た検索順位をGoogleスプレッドシートで簡易的に管理している方法を少しお見せします。

この記事はどちらかというと「デザインばっかりしてきてExcelなんてちんぷんかんぷんやでぇ」なExcel音痴向けの内容です。Excelマスターの人には退屈かつまどろっこしいやり方かもしれません。もっと「こうしたほうが」的なことがあったら連絡いただけると嬉しいです。

RankGuru SEO の順位結果をCSVエクスポートする

RankGuru SEOでは調査しているキーワードの日別の順位推移をCSV形式でエクスポートできます。
エクスポートはレポート画面で「すべてを書き出す」をクリックするだけなので簡単。

エクスポート画面

Googleスプレッドシートにインポートする。

わたしの環境にはOfficeのソフトが入っていないので、すべてGoogleスプレッドシートやドキュメントで管理しています。

クライアントからの資料や素材がWordやExcelの場合もGoogleスプレッドシートに読み込んで使っています。たまに多少レイアウトが崩れますがものすごく困ったということはないので、よっぽどハードに使う機会がこない限りOfficeソフトは入れることはないでしょう。

話が逸れましたが、エクスポートした順位結果のCSVを今度はGoogleスプレッドシートにインポートします。

  1. Googleスプレッドシートのメニュー[ファイル]から[インポート]を選択。
  2. [アップロード]を選択してCSVをドラッグ&ドロップする。
  3. インポートする際の条件を聞いてくるので任意で設定。

インポート画面

データ量によりますが、ものの数秒でこのようにRankGuru SEOから落としてきたデータが表になりました。

インポート結果

A〜C列にはそれぞれ「Webサイト名」「検索エンジン(Google,Yahoo!など)」そして「キーワード」が羅列されています。D列以右はその日付の検索順位です。

ちなみにセルが「#」になっているのは順位が圏外のものです(初期設定は100位以下が圏外。任意で変更可能)。そして「-(ハイフン)」になっているのはその日以前のデータは未取得(新たに追加したキーワード)ということです。

  • 数値・・・順位がついているキーワード
  • #(シャープ)・・・順位が圏外のキーワード
  • -(ハイフン)・・・データが未取得のキーワード

条件付き書式で項目にハイライトをつけていく

ではこれから、このシートを少し見やすくしていきます。

圏外のデータと未取得のデータは目障りさんなのでちょっと目立たなくしてあげて、検索順位が付いていてかつ前日比で上下している場合はそれぞれ色を付けます。

ここから使用するのが「条件付き書式」です。Excelにも当然搭載されている機能ですが、Googleスプレッドシートでも使えます。これを使ってデータにハイライトを付けていきましょう。

順位列すべてを選択して「条件付き書式」を選択します。

順位列以右(D列から右側)をすべて選択して「条件付き書式」メニューを開きます。条件付き書式はメニューにある[表示形式]のタブの中に入っていると思います。右クリックで副メニューを表示させても同じ項目があるかと思います。

項目をクリックすると、シート(ブラウザ)の右端に条件付き書式のパネルが表示されると思います。

条件付き書式

 

4種類の条件式を入力していく

ここからはExcel関数使って条件付き書式を入力していきます。

圏外[#]と未取得[-]のセルの色を変える

まずは圏外[#]のセルと未取得[-]のセルを見づらくしましょう。ここは関数云々ではなく、単に「指定の文字が入っている場合は書式スタイルを変えてね」と設定するだけです。

圏外順位に条件をつける

自分はセルの背景をグレーにして文字色を白色にしています。なんでも構いません。

前日より検索順位が上がった日の数値を赤文字にする。

次に「すでに順位がついていて前日よりも順位が上がった」場合の設定をしていきます。ここでは使用する関数が肝になっています。Excel関数で任意のセルを参照させる方法はOFFSET関数などで気軽に出来るので、初めはそのOFFSET関数で入力しようと試みたのですが、これだとセルの参照位置が絶対位置になるため、すべてのセルにひとつずつ条件を入力するしかないという地獄の方法しか見当たらなかったのでなくなく諦めかけていた。が少し調べてると違う素敵関数を発見。それがこれ。

=INDIRECT(ADDRESS(ROW(),COLUMN()+1))

Excel音痴勢からすると「???」な感じの関数ですが、これを圏外データの時と同じく順位列すべてに一括で設定してあげると、常にセルが今日の自分と昨日の自分を比較してくれるようになります。(わかりづらい)

検索順位が上がった日

条件入力画面はこのような感じに。「セルの書式設定の条件…」の箇所で[次より大きい]をプルダウンより選択して、その下のテキストエリアにさきほどの関数を入力します。

=INDIRECT(ADDRESS(ROW(),COLUMN()+1))

これは「検索順位が前日よりも上がった場合」の処理になりますので、自分の場合は上がった時はセルを赤色にしています。

前日より検索順位が下がった日の数値を青文字にする。

次はさきほどの逆で「検索順位が下がった日」をハイライトしていきます。検索順位が下がるという哀しい現実と向き合うために大切な作業です。

入力する関数は先ほどと同じ。

=INDIRECT(ADDRESS(ROW(),COLUMN()+1))

さきほどの「順位が上がった場合」との違いは「セルの書式設定の条件…」が[次より小さい]になっているだけです。これを同じように条件付き書式で入力していきます。

検索順位が下がった日

セル色や文字色を青色に設定したら完了です。

設定が完了

すべての設定を終えるとスプレッドシートがこのような感じで色分けされるかと思います。(クリックで拡大)

すべての設定が完了

今回の参考例の計測データは圏外がちょっと多いので歯抜けな感じになっていますが、いずれのセルも右隣のセル(つまり前日)を参照して順位が上がっていれば赤、下がっていれば青になっています。

当然ですが順位が上がっているということなので数値的には右隣よりも少ない場合が赤、その逆は青…ですね。

 

以上です。

Googleスプレッドシートの表グラフでは軸の昇降順を入れ替えることができないので、グラフにすると順位が下がったらグラフが右肩上がりになって順位が上がるとグラフが右肩下がりになるので分かりづらく、簡易的に管理するにはこういった感じで色付けしてやるくらいが限界かなと思います。なのでExcelが使える環境の人はExcelでもっといい感じに管理すればいいと思います。

今回使ったRank Guru SEOというアプリが気になった方はこちらからどうぞ。